パーソナルジムを開業するなら押さえておきたいポイント

公開日:2023/08/18

健康志向から体を鍛える方が増えており、ジムへ通う方もいるでしょう。近年では、自らパーソナルジムを開業する方も増えており、個人経営で筋トレを教えてくれる店舗が増えました。本記事では、パーソナルジムを開業するなら押さえておきたいポイントについて紹介します。気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

パーソナルジムを開業するまでの流れ

トレーナーとして経験を積んだ方が、個人でパーソナルジムを開業する方も増えています。近年では、小型で少人数でも経営できるマイクロジムが人気となっており、少ない資金でも開業しやすい環境にあります。パーソナルジムを開業するまでの流れについて紹介します。

ジムをおこなう物件を探す

パーソナルジムを開業する場合、まずは物件を探すことから始めます。場所としては、テナントを借りるかレンタルジムなどで場所を借りるかの2通りになります。

テナントを借りる場合は、アクセスや立地の良さ、防音対策など条件を満たす物件を探しましょう。また、レンタルジムなどで場所を借りる場合は、トレーニング機器とスペースを同時に貸出しするサービスを利用する方法もあります。

トレーニングマシン・機材を決める・開業資金の調達

パーソナルジムを開業する場合、トレーニングマシンや機材を購入するかリースするか決めなくてはいけません。購入かレンタルかを決定したら、いくらお金が掛かるのか必要な資金を計算します。

開業する場合、お金を借りる手段として日本政策金融公庫の創業者向け融資を利用する方が多くいます。もし、ローンを組む場合にはこうした融資を検討してみましょう。

物件の契約・開業届の提出・料金を決める

物件の契約では、トレーニングマシンが重いため耐荷重・防音に気を付けなければなりません。テナントとして場所を借りる場合は、契約の前に念のため確認しておきましょう。

また、契約をおこなう前に、保証金の償却内容についても確認が必要です。内容によっては、保証金に償却がついている場合があり短期間で移転する場合には、償却方法によって返金される金額に大きな差が出る場合があります。開業前の内容が決まれば、開業届を税務署へ提出しましょう。

パーソナルジムの集客方法を抑えておこう

パーソナルジムを開業したのであれば、多くの顧客に利用してもらうためにも集客方法を抑えておきましょう。集客方法を知ることで、特定の顧客だけではなく新規の顧客にも利用してもらえるでしょう。パーソナルジムの集客方法をどのように抑えておくべきか紹介します。

店舗を知ってもらう

まず、パーソナルジムを知ってもらうためにWebサイトにて宣伝をおこないましょう。例としては、リスティング広告・SEO・MEOなどがあげられます。対策すべきキーワードは、エリア名パーソナルジムであり、このキーワードが上位表示されれば集客に困ることはないでしょう。

また、ホームページを作成する場合は、素人が作成するのではなくプロに頼むと集客率アップにつながります。

興味を持ってもらい検討してもらえる施策をする

ホームページを作成したら、興味が引くようなタイトルを入れ込むと顧客の目を引きます。例えば、女性専用や美尻専門など、少しコアな内容を盛り込むことで他のジムとは違うと感じてもらえるでしょう。

また、ホームページのファーストビューも入会を検討するか判断する材料になるため、目を引くような内容を掲載するのがおすすめです。

購入まで持っていく方法

興味を持ち検討するまで顧客の心が動けば、あとは入会してくれるかどうかです。入会まで心を動かすには、キャンペーンや口コミ、入会までの流れを説明することを丁寧におこなえば成功率が上がります。

キャンペーンでは入会金の免除など、口コミではビフォーアフターの写真を掲載すると効果が上がります。また、体験にかかる費用や入会までの細かな流れを掲載することで、入会してくれる顧客が増えるでしょう。

会員管理システムは開業前に決めよう!

開業が決まったら、決済をおこなう際の会員管理システムを決めておくと便利です。会員管理をシステム化することで、キャンペーンの案内やチラシの案内などをスムーズにおこなえるでしょう。会員管理システムを開業前に決めると便利な理由について解説します。

入会管理業務の負担を軽減できる

会費の管理システムを導入することで、ホームページやチラシの掲載が簡単におこなえるでしょう。

また、受付や請求、入金管理などの負担を減らせるため人件費削減にもつながります。中には、初期費用と月額費用を無料でおこなうシステムも存在します。開業を検討されている方は、こうしたシステムを導入するのもひとつの方法です。

入会申し込み・会員管理・請求などを一括管理できる

管理システムには、入会申込・会員管理・請求などを一括管理できるシステムが存在します。システムを導入することで申し込み受付と同時に会費の支払い方法などを登録できるでしょう。

まとめ

本記事では、パーソナルジムを開業するなら押さえておきたいポイントを紹介しました。パーソナルジムは、開業方法を間違えなければ多額の資金を必要としないでしょう。また、健康志向の方が増えている昨今、需要も高く一度開業して顧客をつかめば長く続けられる職業といえます。

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